生徒・卒業生の声

ネイリストを目指すきっかけ

前職で事務を約10年、その中で結婚・出産もあり、これからも続けるものだと思っていました。子育てと仕事の両立はなかなか難しく、私の場合は子どもとの時間を大切にしたいと強く思うようになり、なにかできないかなと思ったのが始まりです。独身時代からネイルが好きで、身近にサロンがなかったので往復4時間弱かけてサロンに。産後は行けなく自分でネイルをするようになり、その頃からネイルを仕事にできたら素敵だなぁ!と思っていましたが、まずなにをしたらいい、なにが必要か、など、不安だらけでの独学の資格取得がスタートしました。そこで後藤先生と出会い、しっかり教えてもらう事で自信に繋がり、JNEC2級取得後すぐに福祉ネイリスト取得を志しました。先生とお話しをしてる中で、頭の中だけで考えていた想像を現実にしてみたい!と新たな夢ができ、もっと成長した自分に会える事に楽しみを感じ、お勉強させて頂き、自宅サロンをオープンしました。

今後の活動

みなさんにもっと知って頂けるよう、自宅サロンと平行し、可能な限り福祉ネイル活動をします。その中でも私は、高齢者だけではなく、若い障がいのある方にも携わっていき、今の小さい子ども達が大人になった時に障がい有無関係なく同等に生活できる環境が当たり前となる事を目指し、ネイルの力で皆さんを笑顔にしたいです。
子どもとの関わりの中で気付かされた事があります。知っているという知識だけが先行し、感じるという事が欠落してしまい、大事な事に気付かないということです。
いくつになっても新しい事に挑戦し、日々喜びを感じれるようにしたい。このような考え方をもてるようになったのは、ネイリストを目指してからです。この出会いに感謝し、これからも視野を広げ、頑張っていきます。


沼里美幸
自宅サロン Instaram
福祉ネイル Instaram

 

※出所:岩手日報2022年5月7日付
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています

秋田で福祉ネイリスト第一号に

ふと思い出した「福祉ネイリスト」のこと

子育て中のお母さんたちを笑顔にしたい、という思いからネイリストになり13年。これからは、普段ネイルサロンに来られない方々のところへ私が出向き笑顔にしたい、という漠然とした思いがありました。ある時『福祉ネイリスト』という活動があることをインターネットで知りました。その時は資格を取得しようと行動に移すことはありませんでした。おそらく、二人目の子供が幼かったというのが大きく関係していたと思います。数年後、その子供が間もなく小学校へ上がるという時に、ふと福祉ネイリストのことを思い出したのです。この瞬間が、私が福祉ネイリストになる第一歩でした。

福祉ネイリストは、人生の大きなターニングポイント

秋田から盛岡への通学は、往復4時間かかります。後藤先生は、私の都合に合わせてカリキュラムを組んでくださり、実施研修の時は秋田まで来てくださいました。

通常のネイルサービスと福祉ネイルの一番の違いは、ネイリストの力加減です。薄く柔らかいおばあちゃんの皮膚は、細心の注意を払わなくてはいけません。そして、声の大きさや話す内容にも配慮が必要です。学科で勉強したことは、即座に現場で必要とされることばかりでした。

先生は、私が秋田で福祉ネイルの活動を広げられるようにと、資格取得後も何度も秋田へ来て指導・支援してくださいました。先生と一緒に活動することで、ネイル技術以外にも営業・接客を学ばせてもらい、貴重な経験を積むことができました。 

後藤先生に習い、秋田で福祉ネイリスト第一号になれたことは私のネイリスト人生で大きなターニングポイントです。今、スクーリングを迷っている方がいたとしたら、卒業生の私から一言。
「大丈夫。いつでも後藤先生はあなたを全力で応援してくれますよ。」

広がれ、福祉ネイルの輪

新天地でのチャレンジ

2018年夏、夫の転勤で盛岡へ引っ越してきました。

新天地で新たなことにチャレンジしたいと考えていた時、友人の話から福祉ネイルの存在を知り、早速説明を聞きに行くことに。今思えばこれが人生の転機、先生に出会えたこと、話を聞けたことで、新たな道が開けたように思います。

もともとネイルには興味があったけれど、サロンに行くのが好き、塗ってもらうのが大好き。まさか自分が塗る側にまわるなんて、自分でも予想外の展開にワクワクしました。

スクールは午前、午後、夜間の授業が選択できるので、私は息子が幼稚園に行っている午前に通い、資格取得までは5か月程、ゆっくりペースで学ばせていただきました。

楽しい講習、そして実地研修へ

初めてアートした時のぎこちなさ、今思い出すと笑ってしまうのですが、当時ネイルに関して全くの素人だった私はとにかく描くことを繰り返し、ひとつひとつ習得していきました。実際、描いた分だけ自信に繋がり、今では焦ることなくアートを楽しめるまでになっています。

そして講習の最後には、実地研修がありました。朝ごはんが喉を通らないほど緊張したこの日、高齢者施設様にて4名のネイル、ハンドマッサージを担当させていただきました。90歳を超えたおばあちゃま、人生初のネイルに最高の笑顔をいただいたのですが、この時の笑顔が忘れられず、今でも私の原動力となっています。

現在の活動内容

資格取得後は各種イベントにて活動させていただいています。小さなお子さまから子育て中のお母さま、働く女性、障害をお持ちの方、趣味を楽しむシニアの方々、皆さまに共通して言えることは、ネイルをすることで元気になっていただけること。爪の変化を自分の目で確認することで、確実に笑顔になっていただけます。1人がすると隣りで見ているもう1人もしたくなる、親子で、3世代で、ネイルを楽しんでいただくことも決して珍しくありません。

自分の施術でお客様にこんなにも喜んでいただける、とても嬉しいことです。

今後の挑戦

福祉ネイリストの存在を岩手の皆さまに知っていただくためにも、今後可能な限りたくさんのイベントに参加していきます。福祉ネイリストって何なの?普段はどこで何をしているの?様々な質問に答えながら、福祉ネイルの輪をどんどん広げていくこと、それが私たちの使命です。あわせて、岩手で一緒に活動出来る福祉ネイリストがもっともっと増えてくれることを心から願っています。

たくさんの温かい笑顔がみたい

先生からの「出来ます、大丈夫!」の言葉

2015年の春のある日、誰かが「いいね!」を押したブログに目が留まりました。 それは高齢者施設にネイルの訪問をした内容でした。

「メイクではなくネイルも出来るんだ」と、 なんとなく読み進めていくと、短い文章だけどすごく温かくそして、おばあちゃん達の嬉しいような恥ずかしいような、とてもいい笑顔の画像に心が打たれてなんだか自然に涙が出ていました。

「やってみたい!」と、久しぶりに直感が走り、この直感は大事にしたいと思いすぐに問い合わせ先に連絡し数日後にはもう話を聞いていました。でも色々と考えたこともありました。それは、

「たまに、それも気が向いたときにしかネイルしない」
「細かい作業ができるだろうかという不安」
「受講料が払えるのかという不安」

そして当日、受講料の不安以外は直接お聞きしました。先生からの回答は一点の曇りのない「出来ます、大丈夫!」の言葉でした。その言葉に腹をくくり、受講することに決めました。
何よりも訪問先のエピソードが本当に温かい内容で聞いている私も涙、話をしている先生も涙でもう二人で同じもんだから最後は泣き笑いとなりました。
お店を出る頃には、 「よし、やろう!」と心に決めました。 もちろん先生のお人柄にもとても惹かれたことは言うまでもありません。

そして7月から受講をスタート、教材の名前ひとつとっても初めての言葉でちんぷんかんぷん。

マニキュアって言わないの!?
ポリッシュなの!?
爪切りがない!?
ファイルで整える!?

こんな調子でしたが受講を進めていくうちにどんどん頭に入っていきました。
月2回のペースで講習を受け、実地研修を残すのみとなった時にはもう年末近くになっていました。年末が近いと施設さんも受け入れが難しいとのことで、やる気マンマンでしたが年を越してから実習先を探しましょうということになりました。

もっとたくさんの人を笑顔にしたい

これだけ高齢者向け施設がたくさんある青森市だから、誰かに話せばどこかにたどり着くはずだと何人かに協力してくれる施設はないかと話しました。すると、私自身が昨年からお手伝いしているNPO法人の理事長とスタッフから相次いで施設を紹介して頂きました。しばらく練習から遠ざかっていたので当日までの1週間、毎日夜な夜な塗りとアートの練習を重ねいよいよ迎えた当日。
先生ともう一人同じ福祉ネイリストを受講していた方と3人で施設を訪問しました。
「こんにちわー!」と、明るく施設に入っていくとスタッフさんが入所者の方たちとすでにスタンバイしていました。
やや緊張してはいたものの、思いのほかセッティングはスムースに出来ました。
いよいよネイル開始!私の初めてのお客様は 施設最年長のみっちゃん(94才!)とてもその年齢に見えないくらい、お肌もツヤツヤな方でした。「手を動かしつつ会話を忘れないように」を心がけ、やや震える指でポリッシュがお客様のお爪に塗れたその瞬間はドキドキとともに静かな感動が心に広がりました。
みっちゃんは、今までネイルをしたことがないのから色が選べないとのこと。「目立たない色がいいにしましょうか?」と提案をし、薄いピンク色のポリッシュを選びました。
1本ずつお爪に塗られていくポリッシュを見つめていたみっちゃんは、初めは緊張していましたが次第に照れくさいような嬉しいような笑顔に変わっていきました。

施設のスタッフさんも総動員でカメラでたくさん写真を撮り始め、カラーやアートを見ては一緒に喜んでくれて施設内は大盛り上がりでたくさんの笑顔があふれた時間となりました。
「えーこんないい顔みたことないよー!」とスタッフさんが驚くほど、いつもとは違う表情をこのネイルが引き出したようです。今まで先生から聞いていた施設訪問のお話のその現場に今私がいるんだ!と、まるで夢で見ていた場所に来たような不思議な感覚でした。

その後もにぎやかな施設のお二人の入所者様へネイルをさせて頂きましたが、最後にネイルをさせて頂いたキヨさんへ改めて今日のお礼を伝えたところ、「ありがとうね、本当に今日はありがとうね」と返したくれた言葉を聞いた途端に涙が自然と溢れてきました。
「あぁ、この仕事を続けていきたい」と、 心から思いました。お爪についたこの小さな色が、たくさんの人達を、自分もそして今いる空間さえもすべてを明るく暖かく包んでしまう力。誰かの楽しかったと思える時間に立ち会えることがこんなにも嬉しいこととは、思いもしませんでした。

もっとたくさんの方に笑顔になってほしい、もっとたくさんの人を笑顔にしたいと強く思いました。
すでに資格をもっているネイリストの方よりはまだまだ技術的には劣るけど、誰かを笑顔にしたい!その想いはすでに活動している福祉ネイリストの方たちと同じくらいだと自負 しています。

そしてあの日、福祉ネイリストを目指すきっかけをくださった先生との出会いに本当に感謝しています。
これから福祉ネイリストの仕事が青森に広まるように活動を広げていきたいと思っています。

先生のもとで福祉ネイリストの資格取得して本当に良かった

岩手でも資格取得できる事を知り、迷わず受講を決意

福祉ネイリスト。
そんな言葉を見つけたのはネットでした。
ネイリストとして検定やコンテストを目指しながら、とっても気になる言葉でした。

私の祖母は現在施設のお世話になっており、イベントがある度に美容系の専門学生さんがメイクしに来てくださったりしているのを見て、私もネイルしに行きたいな、と思っている時に見つけた福祉ネイリスト。

きっと岩手では資格取得できないんだろうな…と思いながらも、調べてみると、岩手でも資格取得できる事を知り、迷わず受講を決意しました。

福祉ネイルをもっと広げていきたい

講習の中で、先生の福祉ネイルへの思いを聞き、涙しながらの授業もありました。
施設様での実習だけでなく、卒業後福祉ネイルの活動にも先生に同行をお願いし、いつも快くサポートして下さって、先生のもとで福祉ネイリストの資格取得して本当に良かったと思ってます。
まだ認知度が低いかもしれませんが、伺う施設様で本当に喜んでいただける福祉ネイル、もっと広げていきたいと思います。


目標だった検定1級を取得でき感謝しています。

独学ではわからなかった検定での手順、コツ

独学で3級までは取得できましたが、やはり2級は独学では難しいと判断し、入学を決めました。
検定での手順、コツなどを詳しく教えていただきました。実際に教えられながらやってみると、独学のやり方とはずいぶん違っていて自分の力だけでは無理だったと感じます。
また、先生のデモンストレーションも見せていただけるのでわかりやすかったです。
きっと、独学でやっていたら取得までものすごく時間がかかっていたと思います。きっとあきらめてしまったかもしれません。

日程を相談、子育てしながらの1級取得

カリフォルニア州のライセンスを持っていたので、先に自宅でサロンを始めていましたが、実際のサロンワークではアクリルスカルプなどの需要もあり、徐々に日本の検定の必要性を痛感し、スクールに通うことにしました。
自分の休みを割いてかよいましたし、時間を見つけるのはとても大変でしたし、子供がいるため、急病や幼稚園の行事などとも重なり、やっていけるのか不安もありました。ですが、日程を相談しながら先生方のサポートを受け、おかげさまで無事1級まで取得できました。

検定合格のための練習が、サロンワークでも生きてきます

 今は、何の資格もなくネイルサロンを自宅で簡単に開くことができるようになっていますが、やはりお客様に信用していただくには検定を持つことが大切だと思います。
合格するために練習を重ねたことは決して無駄になりませんし、サロンワークでも生きてきます。いまはそれを痛感しています。 

きちんと目標だった検定1級をとることができ、感謝しています。

ありがとうございました。


授業中の様子。1級を取得し卒業後は自身のネイルサロン『キルカス・ネイル』で活躍中。

キルカス・ネイル

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