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本校にネイルを学びに来る生徒さんは10代から70代までと幅広い年代の方がいらっしゃいます。70歳の生徒さんはネイルの技術に関してはもちろん私が教える立場であるけれど、人生の大先輩であるのは生徒さんではるかに多くの経験をされています。なので立場逆転で教えていただくこと多し。何しろ70歳というお年で新たなことを習い始めるその行動は、それだけで見習うべき姿勢そのもの。
その方のお話の中にこんな話がありました。自分のカラダに感謝の言葉を毎日何度となくいうのだそう。朝起きて、伸びをして腕が上がることにありがとう、歩けてありがとう。ご飯食べれてありがと。「昔はあっち痛い、こっち痛い。疲れた、とこぼしていたけどそれでは私の細胞も聞かされて、かわいそうだったなぁと反省してるの」と笑っておっしゃってくれました。なるほど! 納得。自分を労ってお手入れしたり、おしゃれをすると元気が出るのも同じこと。高齢者施設で利用者さんにする福祉ネイルで元気を取り戻し症状が改善されたりするのもきっとこういうこと。毎日頑張っている自分のカラダをちゃんと労ること。1番の応援団でいることが元気の秘訣なのかもしれないと教わりました。